はい、豊胸手術をしています!あら、おHINNYU-さん、ガタガタほざかないでいただけるかしら? フネさん編

 

この続きです!

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 六本木から銀座へくらがえした当初、

 まだテーブルサービスが未熟だった私は、

あるホステスから嫌というほど指導、ではなく明らかにいびられていた。客と話に夢中になりすぎて、客の灰皿交換(タバコの吸い終わり一本)を忘れようものなら、

 ここぞとばかりに、

 ここは銀座よ!ここは銀座よ!といびられた。

 

 

その女は推定40の大台をとっくの昔に越えている、であろう昭和丸出しの冴えないツラをして、

平気で平成生まれの子のために用意されたような名前、

マリ

にがマリだ!ザザエさんに対抗して、年も近いはず?フネさんで充分だろう!

せめて、マリぐらいにしておけよ!

を名乗れるほど、ハートが強めの年増女だった。
 そんなある日、事件が起きた。
 店の常連オヤジが酔った勢いで、
 みやこちゃんって、おっぱいは大きいの? 」
  お前みたいなシャンパンもおろさない、松竹梅の
ウメなんかが、アタイのひかり輝くお胸さまに触れらるわけがないだろう!
とはひかえめな淑女のみやこちゃんは言えないので、
笑ってごまかしていたが、結局、
 「あれ、ちょっと硬いね、これ本物?」
さすがにそこまで言われて、根が正直者?の私は軽い動揺で、お水の女らしい気の利いた返しができない。
 それを見てフネさんは、ここは先輩らしくフォローしてくれるはずもなく、仕事をそっちのけで大喜び。

 さらに、あせ私のスキをつき、私のひかり輝くお胸さまに客と同じように手を伸ばし、

 「あら、本当!ちょっと硬いわ!」

  にはさすがにびっくりおののいてしまった。   

 がーーー

 いつまでもお水が客の前でみっともなくあせっているわけにもいかず、

 「もう〜 マリカomae dokomade seikaku waruinnda  

aー zibunnga hinnyuー dakara yakimochi yaite irundana herupu onnaga

さんまで冗談やめてください〜」

 

「えっ、本気で言っているのよ!」

 (私) 、、、、、、、、、

  

 その日以来、

 聞くところによればフネさんは、

私のことを影であのシリコン女と呼んでいたそうなー

 フネさんはひどい女です!

 お金をかけたのはバストだけではないのに、

他は気づいてくれませんでした。

 みやこは他も褒めて欲しかったのです!

 とても悲しいかったです!

 

 

 そんな会いたくもなかったフネさんが、また来なくてもいいのに私に気づき、テーブルに挨拶に来た。

 みやこさん、お久しぶり、覚えている?

ドコドコで一緒だった マリカよ」

「みやこさんは今どこにいるの?」

  妙になれなれしい女だ、昔、私のことを散々可愛がった*1ことを忘れている?

 まるでキュウユウにあったかのようなマンベンの笑顔が

キモい!

  ア〜

 さては私が一緒に来たハゲオヤジにコビを売りに来たんだなぁ〜

 ただでは転ばない水商売か?

「私はもう銀座、上がりました!」*2

 

「そうよね〜、銀座も大変だからね〜」

 

「マリカさんこそ、銀座は大変じゃあないですか〜?」

 

「それ、どういう意味? 私も少しぐらいはお客を呼べるのよ!あんたのそういう上から目線、やめたほうがいいよ!」

「みやこさんって、おっぱいが大きいよね〜

私も入れようかしら、シリコン!

  

 昔からそうだったが、いきなり切れて、一緒に来た私の客に聞こえるように大きな声でそう言い放つと、

自分が接客中の席に消えていった。相変わらずのマリカブシだった。

 もちろん、

 アタイはムカムカして、どんどんムカムカして、それまた、ムカムカして!

 我慢の限界にきたリングネームは誰が名付けた

 酒乱のキチガイババァー

 私はチャンスをうかがった、マリカがまた客席を離れるのを待って、待って、待った!

 

 もうみやこは5年前のヤワな女ではありません!

 あんたのクロ◯◯ビを一個、引きちぎって差し上げますわ〜大作戦、

を決行する時は刻一刻と近づいていたのでした。

 

 

いよいよ、クライマックス迫る〜〜〜〜〜 

次回に続く!

 

 

   追伸

 シリコン発覚事件の後、しばらくして、詳しいことはわかりませんが、ラッキーなことにマリカさんは店を辞めて行きました。

 ですがそのあと、私もすっかり銀座になれ、銀座の女きどりになった頃、一部の女性スタッフ、男性スタッフも含め、本当に一部だけよ〜

マリカも性格悪かったけど、そのあとをみやこ継いだなぁ」

 と、耳を疑うような陰口、いえ、評価をいただいた時、いきなり冷水を浴びせられたように身震いしてしました!

 そして、まだちゃんと謝罪もしていないので、この場を借りて謝罪させて下さい!

 スタックの方々、その節は大変ご迷惑をおかけしました。多分その当時、私は売り上げをしなければならない、というプレッシャーで押しつぶされそうになって、

余裕を失っていました。

本当にすいませんでした。

ガタガタほざくな、ヘルプ女ども!

お前らも死ぬほど酒を飲んで、客に何を言われようがいつでもヘラヘラして、客を呼んでみろよ!根性無しが!

 みやこは、深く反省します!

 これが続きです!


*1:いびる

*2:やめる

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