はい、豊胸手術をしています!あら、おHINNYU-さん、ガタガタほざかないでいただけるかしら?パステルカラー編
この続き!
待っても待ってもあのhinnyu-女は席を立たない!イライラして、カッカきて、熱で頭の回路がショートしそうになり、冷やすしかないから、シャンパンをグイグイ、グイグイ、自分が払うわけではないから、
もう一つグイグイ!
あー待ちくたびれた〜
酔いがまわる〜
しれーと大したホステスでもないのに銀座のホステスよーと遠くの席で張り切るhinnyu-の横顔を見ていたら、吐きそうでアタイはトイレにかけこんだ。
ゲボゲボ、ゲボゲボ、
どこまでhinnyu-の呪いが続くのか?
吐きすぎて息ができない。
「大丈夫ですか?」
大丈夫なわけ、ねーだろうが!オラはゲボゲボ忙しいんだよ!
私の席についていたその店の使えないヘルプ女がトイレから帰ってこない私に気づき、トイレのドア越しに一応のマニュアル通りの気遣い。
ですが、ヘルプ女にドア越しに立たれていたら、落ち着いてゲボゲボもできません。どんなことがあっても女優?としてのタイメンだけは守らなければなりません!
私はドア越しから適当に返事して席に戻らせました。
どうやらhinnyu-との戦いはまたの機会にしなければならなくなりました、ゲボゲボですから。
席に戻ると、何故かあのパステルカラーの女の子が私の席についていました。私のお財布オヤジ*1は
スタイル抜群で綺麗系のパステルカラーの子が気に入ったらしく、ロコツに鼻の下を伸ばしております。
聞けば、パステルカラーの子はなるほどモデルの仕事をしていて、銀座はバイトで週何回かのことでした。
そんなパルテルカラーの子が私の耳元で囁きました。
本来、お客様の前でヒソヒソ話は私的にはご法度(客が自分の悪口を言っていると誤解するかもしれないから)ですが、相手がしょせんバイトなので、そこは大目に見ますが、言ったことがトウテイ大目に見れないことでした!
『マリカさんからさっき聞いたのですが、みやこさんって豊胸しているのですか?』
あのhinnnyu-のクソババァ〜、トコトン、このアタイとやりあいたいのね!次の機会に絶対に倍返しよ!
そして、このアマーもなんなんだ!
普通そんなこと、メンと向かって言わないだろう!
アタイを完全に舐めてる!
自分が若くて可愛いし、ヘルプでもアタイと一緒に働いているわけでもないから、気を使う必要がないと勝手に判断しさらしているんだなぁー
アタイはいくらゲボゲボでも、
目の前の売れないモデルごときに舐められている場合ではありません!
『そうよ、私って完璧主義だから2回も手術受けちゃった』
『貴女もどうかしら?
いくらモデルでもちょっとhinnnyu-すぎない?
病院紹介するよ!』
パステルカラーの顔が見る見る氷ついていく。
そこでやめるほどアタイは人間出来てませんから!
さらに、
『あっ、まだ貴女、モデルとしても、ホステスとしても、売れていないのでしょう?
お金がないよね?』
『じゃ〜私が客を紹介してあげるよ!
貴女、へルプなんだから、どんどん枕して頑張らないとダメだよ、それがヘルプの仕事なんだから!』
『ippatu3◯んでどう?
貴女ならここのセット料金ぐらいで充分でしょう?
ヘルプなんだし!』
帰り際に、マリカはとことん根性が腐っているから、関係もないのに
なにくわぬ顔で エレベーター待ちの私を追いかけてきた。
『みやちゃん、ありがとうね〜またよろしくね〜』
『マリカさんも、頑張ってくださいね!
ヘルプって、精神的にすごーく、すごーく大変だと思いますが!』
そこでエレベーターのドアがタイミングよく閉まる。
マリカ、何かまた言いかけてやめたよね!
さすがに私の連れてきた客の前ではこれ以上の毒はやめたんだねー
でもね、これでは私は納得してないから!
また、財布オヤジの誰かと来るね!
その時は嫌嫌あんたを指名してあげるから、楽しみにしておいてね!
それから、それまでに急患を受け付けている病院を探しておいた方がいいよ!
だってアンタ、酒弱いでしょ?
だから、たっぷり私が納得するまで飲ませてあげるね〜
払いはお財布オヤジだしね〜
ひとまず完
*1:私に食事やお酒をご馳走してくださる、素敵にカモれる紳士