きょうのわんこ
さみしい熟女の週末は、
いえ、週末に限らず日々の過ごしかたは、ペットとのジャレアイが1番でございます。そうして孤独を癒すのです。ですが、わたくしの場合は少し違います。
まず、このプヨ子はほとんど癒しにはなりません。週末にひょっこりやってきて、エサをくれ、エサをくれ!
エサはナンなんだ?あのエサが食べたい、このエサが食べたい。お金を出すからマックを買ってきて、牛丼を買ってきて。
うるさい!金を出すならもっと高いものを喰わせろ!
と思いつつもタダの魅力には勝てず、マックに走ってしまうのです。
食べたあとは、我がもの顔でテレビを見ながら携帯ゲームにイソシンデおります。それをわたくし、聖徳太子でもありまいし、テレビ観るか、ゲームするか、どちらかにしろ!と、やんわりうながしても、
「どっちも見ている!」
と一言だけ。
癒しどころかストレスです!
もう満腹で用も済んだので帰って欲しかったのですが、わかったと言いながらプヨ子は、いっこうに重いしっぽをあげません!
そんなこんなで、気がつけばいつの間にかわたくし、お昼寝モードに突入していました。危ない!危ない!きっとうるわしい寝顔に昔を思い出し、万が一サカラレても困ります。
軽いシツケのつもりで、
「寝顔を見て変な気を起こしたら、警察を呼ぶからねー」
「それは絶対にない!」
プヨ子は携帯の画面から目を離すことなく、わたくしとの会話をまた一言即答ですましました。
もう帰れ!!!!!!
ここから物語は始まった!
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